「俺が品質を調べてやろう」

2010.07.04 TEXT

表ハキダメの「俺が汚す!そして脱がす!」の続きです。いつもお世話になっているこあん様のサイト「駄々漏れ」 の角都のセリフを勝手にお題に頂戴しました。こあん様、いつもすみません&ありがとうございますm(__)m




愚かな相棒の視力と両腕の自由を奪った俺は、パンツ一丁の姿を文字通り舐めるように眺めながらマスクを外して我ながらだらしなく緩んだ顔をさらし、それでも声だけはいかめしく指示を飛ばした。まず下着の伸縮性をみるべきだろう、しゃがめ、立て、上体を倒せ、もう一度やってみろ。ええーめんどくせェなあ、とぼやきながらも飛段は素直に膝や腰を折り曲げる。目の前で動く体のなんとまあおいしそうなことだろう。見るだけではとても我慢できない。俺は相棒のすぐ前に跪き、片足を上げてみろ、と指示する。こうかァ、と浮かせた左足をつかんで高く持ち上げると、おいやめろっ、と慌てた声が頭上から降ってくる。コラ危ねぇだろーが、こっちは目も見えねぇし手も使えねぇんだぞ。フンこれしきでふらつくとは情けない奴だ、しょうがない、俺の肩に足を掛けろ。恩着せがましく言いながら相棒の片脚を肩に担いだ俺は、さらにその脚を引っ張ることで相手をよろけさせ、布に包まれたふくらみに自分の顔を押しつけることに成功する。うわっ、と上がった声はすぐに、ひゃあ、と甲高くなる。ちょっ角都タンマ、タンマだってェ、なにしてんだテメー!何のことだ、と俺は布越しの飛段に鼻と唇を押しあてたまま答える。俺は何もしていないぞ、なんだフラフラとだらしない、それでも忍か。言いながら両脇腹に手を這わせると、飛段は腹筋を震わせ、声にならない声を漏らす。こちらの動きが見えない分反応が良い。俺は太腿に頬ずりしつつ股ぐらに顔を埋め、下着の股ぐりと肌の境目を何度も舌でなぞった。俺にしつこく舐められた下着は濡れて黒っぽくなり、内部の形も変わってきている。俺は今下着の吸湿性を調べてやっているのだ、吸湿性が悪いと大事なところがかぶれたりするからな、わかるか飛段。腰をこわばらせた飛段はおうと答えたが、すぐに情けない声で、よくわかんねぇ、と泣き言を漏らした。わからんだと、では俺が調べてやろう、気は進まんが。俺は両手で飛段の尻をつかむと回すように揉みしだき、偶然を装って指をパンツの中へ滑り込ませた。さて、パンツの中はしっとりと汗ばんでおり、素材が吸湿性に優れていないらしいことがうかがえた(パンツ自体が俺の唾液でぐっちょり濡れていたのだがそこはどうでもいい)。尻たぶも穴も熱く湿り気を帯びて俺の指に吸いついてくる。これはいかん、と俺は深刻な声を出す。もっと密着させて吸湿性を見てみるか。ええーもうやめねェ?マジでつれぇんだけどよォ、という弱音を無視して俺はパンツの前後を握り、ぎゅっと上に引き上げる。あうー、と飛段が間抜けな声を出す。俺の手に握られて細いフンドシ状になったパンツが股下にきつく食いこみ、半ば育った飛段自身を押しつぶしたからである。いびつに膨らんだ竿と袋の形になった濃紺の布は、背後では紐のようによれて尻の間に挟まっている。良い眺めである。俺は楽しみ、パンツを緩めては引っ張り上げることを繰り返したが、相手が本格的にふらついてきたので、そろそろ最後に取っておいたお楽しみを味わうことにした。担いでいた片脚を解放してやると、飛段はよろよろしながらも自力で立った。買ったばかりのパンツは今や妙なしみだらけになってしまったが、それでもなんとか主の大事な場所を覆い隠している。あぁあ、と飛段が嘆息する。パンツ一枚でこんなことになるとはなァ。本当にそうだな、と俺は心から同意しつつ自分のものを掴み出し、よろける相棒の背後に密着する。吸湿性はイマイチだが伸縮性には優れていたパンツは、指を引っかけるとちょうどいい分だけ伸び、俺の一部もその中に収めてくれる(正確にはパンツの主の中にだが)。飛段は新しいパンツを汚したくなかったようで散々抵抗したが、無駄なことだった。パンツの背後はもう既に汚れていたからである。前も後ろも同じ有様になってから、やっと俺はそれを脱がせる。いい下着だ、と俺は太鼓判を押す。外も中も大いに気に入った!
















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